体毛に泣きぬれた日々

私は昔から体毛が濃かったです。

なので数々の煩わしいことがありました。

ムダ毛処理が煩わしいというのもあったのですが、やはりイジられるのが嫌でしたね。


不覚にも幼いころは自分が毛深いという自覚がなかったので。。

暑ければ普通に脚を出したりするわけです。


それを目撃されるやいなや、驚愕されてしまうのです。


すごい体毛だと。。


自分の体毛の濃さを初めて認識し始めた瞬間ですね。


特に男子はイジります。

面倒な連中です。

そんなわけで私の幼少期や思春期は体毛によって闇に葬られてしまったのです。


私は憎みました。

なぜ、毛深い両親のもとに生まれてしまったのだろうと。

中学生にしてもう脱毛はこころに決めていました。


泣きぬれた日々が数しれなかったので。体毛は諸悪の根源だと思っていました。


今やおとなになり、私は自由を行使できる時です。


今や私は体毛に感謝したい気分です。


多分、脱毛後は体毛の薄い人にはない達成感と喜びに包まれることでしょう。

この苦しんだ経験は人の役にも立ちそうです。



泣きぬれた日々はムダじゃない。今はそう信じていますね。

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